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The ABCs of DAOs | DAO入門記事 [和訳]
NFTの次に来るバズワード(だと思っている)「DAO(=自立分散型組織)」についての入門記事です。記事内から抜粋しながら少しずつ追記していますが、全文和訳しているので気になる方は読んでみてください。
DAOは自律分散型組織の略称です。従来の社長がいる会社組織を中央集権型、社長のような絶対的な権力者がいない組織が自律分散型(左)です
基本的なレベルでは、DAOはインターネットネイティブな憲法と考えることができます。通常の憲法と同様に、DAOは組織を設立し、その統治構造を決定する基本的なルールと原則を埋め込みます。しかし、通常の憲法とは異なり、DAOはいくつかの活動を完全に自律的に行うことができます。例えば、内部に資本を持つDAOは、プログラム上の特定の条件に基づいて自動的に暗号通貨を売買することができます。
DAOの自律性を可能にしているのが、スマートコントラクトです。スマートコントラクトとは、条件をコードとして記述し、イーサリアムなどのブロックチェーンネットワーク上に展開された自己実行型の契約です。スマートコントラクトを使用することで、DAOは組織内の人間の意思決定者に頼らずに機能することができます。スマートコントラクトは、特定の個人が何を考え、何を望んでいるかに関わらず、その条件を実行するため、DAOはユーザーの意思決定をより分散化することができます。
つまり、構造的に中央に人間ではなくコピー禁止になったプログラムが鎮座し人間はすべからく平等に扱われる憲法が制定された組織のようなものです
自律分散型の組織はOSSプロジェクトなどで昔から見られる形の組織運営方針でしたが、管理者がいないため資金調達や貢献者への報酬の支払いができず組織運営にテクノロジーを追いついていませんでした。ここにスマートコントラクトが誕生したことにより、コントラクトに資金をプールし、プロトコルが定義したインセンティブに基づいて適切に報酬が支払われるDAO的組織の実現が可能になったのです
DAOはこれまでに、Stablecoin、ベンチャーキャピタルファンド、分散型暗号通貨取引所などのプロジェクトが誕生しDAOにより管理されています。DAOは何億ドルもの資金を管理し、インターネット上の見知らぬ人たちが集まって共通の目標に向かって働くことを可能にしています。