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この日は暗号資産の価格に関わる出来事が多い日でした。ハッキングやGOXによる深刻な下げではなく、ほぼほぼネタに近いファンダ情報での下げなのでそれぞれまとめていきます。
BTC決済で購入可能とされていたTesla車がBTC決済不可となり、BTC価格が一時100万円近く価格が下がりました。直近のTesla社のBTC周りの動きをまとめると以下のようになり、イーロン・マスクやTesla社からなんらかの反応がある度に相場が大きく動くようになってしまっています。
■直近のイーロン・マスクとTesla社のBTC関連動向(上げを青、下げを赤で表現します)
■なぜ、BTC決済が中止になってしまったのか?
BTC決済が中止になった背景には環境問題があります。最近、BTCのようなコンセンサスアルゴリズムにPoWを採用している暗号通貨(主にBTC)に対して、電力を過剰に消費しており環境に悪いと指摘する声が増えてきています。Tesla社で開発されているEV車は環境にクリーンであることを売りにしている面もあるので、そのTesla社が環境に悪い(?)とされているBTCを購入することに対して嫌悪感を持つ人たちがいるのが要因とされています。
確かにBTCはマイニングに電力を使用し、世界の電力の1%を消費していると言われているのですが、BTCのマイニングの7割近くは中国のウイグル地区などで行われており、7-8割は水力発電で発電されているとされています。(参考リンク)
中国でのマイニングがBTCは盛んです。
BTCのマイニングはほとんどが中国
中国国内に限定するとXinjang=ウイグル区が大半を占める
環境に悪いという方々にこういった事実があるということを伝えても焼け石に水で、環境問題を盾に批判している側の人達は環境を守れと主張することを仕事にしている方々や、BTCで儲かってずるいという感情を環境という建前にすり替えて感情論で否定してきている方々です。こういった事実は伝えても批判を抑えるにはいたりません。
出展までは確認していませんが、この記事中ではインターネットが世界の消費電力の10%を使用しているらしく、1%を利用しているBTCを批判するのであれば、環境団体が批判に使用しているTwitterやWebメディアの利用もやめなければならないのではないでしょうか。
According to a recent report from KTH Royal Institute of Technology in Sweden, about 10% of the world’s total electricity consumption is currently used by the Internet.
イーロン・マスクがこの辺りの事実をわきまえていない訳もありませんが、株主や周りの反応を受けてBTCに対してのグリップを弱めざるを得ない状況に押し込まれているのではと推察しています。