<aside> 💡 こちらはARCHにて、2021年4月27日に開催した勉強会の講義資料です。全3回開催される内の2回目です。

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※ARCH = 森ビルが管理する、虎ノ門ヒルズにあるイケてるコワーキングスペースです。リンクはこちら

■講義概要:DeFi最前線、ミライの金融市場の最新トレンドを追う BTCは700万円を超えました。なぜ価格が上がり続けているのでしょうか。そして、これはバブルなのでしょうか。前回の仮想通貨バブルとは明らかに違うのが「実需の有無」であり、その中身の一端がDeFiです。本講ではDeFiの概要と最新のトレンドを説明しますので、ミライの事業開発のヒントを持って帰ってもらうとともに、個人の資産形成のヒントにしてもらえればと思っています。

【ARCH 1st】ブロックチェーン勉強会の講義資料 ←前回の講義はこちら

【ARCH 3rd】NFT, dAppsの未来と最新トレンド、課題など ←3回目

■講義アジェンダ

当日の資料は以下、読めば20分ほどかと思います。

前回の話

前回は暗号資産の市場が2兆ドルを超え、BTCが牽引しているその理由について触れました。本講ではBTC経由で流入した大量の資金がCryptoのどの領域に使われているのかを解説していきたいと思います。

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下からインターネットで言うインフラに近いレイヤーで上に行くほどユーザーに近くなる構造は基本的にインターネットのレイヤー構造と同じです。そして、インターネットの各レイヤーはとてもシンプルな課題を解決するものです。

もともと、インターネットは国ごとに分断されていて全世界に繋がっていませんでした。それを繋がっていたほうが便利やん。ぐらいの感覚で、接続のための統一規格を整え全世界のインターネットを繋げ、相互に高速にデータをやり取りできたほうが便利なので技術は進化していった歴史があります。

■インターネットの各レイヤーが解決するシンプルな課題

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■ではCryptoの場合は?

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各レイヤーごとにDeFiやDEXなど、聞き慣れないコトバを並べてしまうと身構えてしまいますが、各レイヤーが解決する課題は何で、どうやって解決しようとしていて、今どこまで来ているのかを考えると格段にわかりやすくなると思います。

簡単にではありますが、簡単に各レイヤーの解説をしていきます。

6. Blockchain Interoperability