昨年、GrayscaleがBTCに投資したことが世界的なニュースになったことは記憶にあたらしいですが、そのGrayscaleがEthereumに関するレポートを出していたので内容を読んでみました。

以下、拙いですが和訳になります。


■ 目次

Source


https://twitter.com/PhilJBonello/status/1357051351281197069?ref_src=twsrc^tfw|twcamp^tweetembed&ref_url=notion%3A%2F%2Fwww.notion.so%2Fnobumei%2F2ec401b217534bf9a3f58009cda5b1d8%3Fv%3D2951108fc39a4354a76ac6bbc299c81b%26p%3D5bb25b72189b4daa97a2c116bdba38fe

ETH! We @Grayscale are frequently asked how to think about the investment case and valuation framework for $ETH.

Ethereumの評価


Ethereumは2015年にローンチされて以来、世界で2番目に大きなブロックチェーンネットワークとして存在しています。しかし、ネットワークが成熟し数十億ドルのピアツーピアの価値移転のための堅牢な決済レイヤーとなった今でさえ、投資家は投資の可否を見極めるのが難しいと感じることがよくあります。

ここで一歩引いて、ビットコインが提供した価値を考えることは有益です。

この会計システムは世界で最も強力なコンピューティングネットワークによってサポートされ、グローバルで検証可能な会計システムにより安全性が確保されていることで、ユーザーは確かな革新を持って価値を追跡することができます。

Ethereumも同様に検証を容易にしますが、Bitcoinよりもさらに多くの要素や情報が入り混じってきます。Ethereumの堅牢なネットワークではアプリケーションはエンコードされたロジックに従って実行されます。そこに第三者が影響を及ぼす余地はありません。

Ethereumは安心して取引ができるトラストな環境を提供しており、これは歴史的に見ても取引が盛んになるための前提条件をと言えるでしょう。

では、EthereumがBitcoinよりも優れているということでしょうか?

必ずしもそうとは限りません。

Ethereumは異なる領域に沿って特化し、それに応じてトレードオフを行います。