英金融行動監視機構(FCA)は仮想通貨(暗号資産)交換業者バイナンス・マーケッツに対し、消費者保護を目的とした警告を発し、英国内での事業活動を禁止した。

FCAの文書によると、バイナンスは全ての広告と販売促進を取りやめたことを6月30日夕方までに確認しなければならない。自社ウェブサイトやソーシャルメディアチャンネルを含むあらゆるコミュニケーション手段上で、英国での事業運営が今後認められなくなったことを明記するよう命じられた。

バイナンスの担当者に27日に取材を試みたが、現時点でコメントは得られていない。

仮想通貨はマネーロンダリング(資金洗浄)や詐欺で使われる恐れがあるとの懸念から、規制当局による同業界に対する取り締まりが続いている。

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